呼び方は、一般名称の「ばんそうこう」以外すべて固有の商品名。その県で一番メジャーな絆創膏の銘柄が、方言のように呼び名として定着したようです。
隣り合う県でも呼び名が違うのは、製造元の所在地や、商品の流通ルートの関係などが考えられます。
全国共通の呼び名と思っていたのに、県外では通じなかったことにショックを受けたという体験談も多数。何気なく使っている「絆創膏」の呼び名が、実は県民度のバロメーターになっているなんて面白いですね!
※ MAPでご紹介した呼び名は、地域や家庭によってもバラつきがあるため
すべての県民がこの呼び名で呼んでいるわけではありません。
星子旭光堂(現 リバテープ製薬)3代目の星子義法が、戦時中に米軍が使用していた救急用の包帯をヒントに研究を重ね、フィルム上にガーゼをのせた救急絆創膏を開発。その後、ガーゼに消毒薬「リバノール」をしみこませ「リバテープ」として日本ではじめて製造販売を開始し、日本の高度成長とともに九州から全国へと普及していきました。