営業Yさん:
完成した製品を初めて貼ってみたとき、とにかくその貼りやすさにびっくりしました! 10µmのテープなんて、うまく貼れるわけがないし、すぐ剥がれるだろうと思っていましたから。だから完成したと聞いても「騙されないよ?」と疑っていたんです。でも、驚くほどきれいに貼れて。すぐさま、「自信を持ってお客様に提案できる!」「医療現場で使ってもらえる!」と自信に切り替わりました。
営業Aさん:
実際に貼ってみると、医療の現場で、たとえば針の固定やシャワー浴の際の防水、褥瘡(じょくそう)のケアに使うなど、使用シーンが次々に浮かんできました。貼りやすいだけでなく、防水性にも優れているんです。おまけに低刺激なので「貼っている」という違和感もない。凹凸部に貼れるので肘や膝、手の甲や足の甲にもしっかりと使用できるし、お客様に提案すれば必ず喜んでいただけると確信しました。
設備Sさん:
この製品は、他社様の類似した製品と比較しても「これ以上はない」と思えるくらい仕上がったと自負しています。この製品の開発・製造を通してさまざまな壁にぶつかりましたが、みんなのアイデアと連携でクリアしていくことができました。これはわたしたちプロジェクトメンバーにとってとても大きな自信につながりました。今は「どんな難しいオーダーでも、全部カタチにする! なんでもできるから、ぶつかってきてよ!」と思えるんです。
営業Yさん:
医療現場の方々も正直、最初は「薄いテープなんて、きっと貼りにくいはず」と思っていたでしょう。しかし、実際に手に取って使っていただくと「こんなに簡単に貼れるなんて思わなかった」「肘を曲げ伸ばししても剥がれないし、水にも強いんだね」と感動していただけました。実際に使用する医療従事者の皆様からの声を聞いたときは、嬉しくてすぐにプロジェクトメンバーに伝えに行きました。
営業Aさん:
特にNICUの乳幼児のケアを担当している看護師さんや、皮膚・排泄ケア認定看護師の皆さんからは喜びの声を多数いただきました。「従来のテープは、剥がそうとするときにどうしても赤ちゃんの肌を傷つけてしまうので心が痛かったけど、もう大丈夫」「入浴が苦痛ではなく、楽しみになるはずです。ありがとう」と。テープを剥がしたりする際に感じる痛みは、つまり辛いということでもあります。その辛さを軽減できるのはもちろんのこと、術後の感染予防や保護にも役立てていただけているのは、わたしたちにとって誇りです。
開発Uさん:
従来のテープはかぶれて痒くなったり、違和感で剥がしたくなったりするものだと思っている人は多いと思います。そんな人にこそ、この10µmのテープを使っていただきたいです。
開発Iさん:
わたしたちが作っている製品の多くは、ケガや病気のときに使用する製品です。憂鬱なときに使う物だからこそ、誰もが使いやすく気軽に処置を行うことができ、貼っていることを忘れてしまうような製品であって欲しいのです。ストレスが減れば、「ケガや病気であること」を忘れさせることができるかもしれない。そうすれば、心はもっと自由にもっと軽やかになるはずです。この技術を多岐にわたって応用し、一人でも多くの皆様の明るい未来を肌を通してサポートしていきたいと思っています。