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医療従事者様の負担を軽減する「あたらしいカタチ」
綿棒·薬液の
分離型包装パック

story

02

医療従事者様一人ひとりの時間は、限られている。
ところが、消毒液の使用には
多くの準備と管理が必要だった。

01

episode

開発Tさん:
リバテープには「新しいことにチャレンジする」という社風があるため、「できることはないか?」と日々アンテナを張り巡らせています。ある日、株式会社スズケン様から「消毒の手間を削減できるような製品を作って欲しい」と相談がありました。そもそも、消毒にどのくらい手間がかかるのか分かっていなかったので、最初はどんなものを求められていて、具体的に何があるといいのかイメージできませんでした。しかし、わたしたちには「お客様が困っているなら、解決するための製品を作る」というゆるぎない思いがあります。そこで、まず、医療現場で何が問題になっているのかを調査することにしました。

営業Mさん:
調査の結果分かったのが、消毒のための準備や管理の大変さです。それまでの消毒は万能つぼを利用して行う方法が一般的でした。しかし、実際に現場の声をひろい上げていくと、繰り返し使用することで万能つぼが菌の温床になり、院内感染を引き起こす原因になっている事例があることがわかったのです。感染予防のための消毒で院内感染が起きてしまっては非常に残念で悲しいことです。さらに調査を続けていくと、医療の現場が想像以上に忙しく、膨大な手間の上に成り立っているということがよくわかりました。たとえば、消毒行為ひとつをとっても、調製や準備に時間がかかります。消毒に使用する脱脂綿の準備など様々な工程がありました。しかし人間である以上、ミスが起こらないとはいえません。そんな医療従事者様の手助けをすることはできないかと考えた結果、「そのままの状態で消毒でき、事前準備が簡単で、安全に使用できる」ものが必要だと感じました。

目指したのは、これさえあれば消毒できる
「単回使用で、手間なく、ミスなく、清潔で、
コストを抑えた」理想のカタチ

02

episode

開発Tさん:
実際に開発を始めるにあたっては、開発関係者で何度も意見交換を行い、ポイントは「1回の処置で使い切れる」「それだけで消毒ができる」「取り間違えや誤使用の恐れがない」「手が汚れない」「現状以下のコストである」の5つだということにたどり着きました。そして、これを実現するためのカタチが、面倒な準備を省き、綿棒と薬液をセパレートにした状態で一つのパッケージに封入した「スワブスティック」です。

開発Mさん:
製品開発のためのヒントのひとつが、海外などで販売されている「綿棒に消毒液がすでに含浸された製品」です。これは、課題になっていた5つのポイントのうち、「1回の処置で使い切れる」「それだけで消毒ができる」「取り間違えや誤使用の恐れがない」の3つは満たしていたものの、使用の際に手が汚れるという課題を抱えていました。持ち手が汚れることは問題にならないのか疑問をもちました。そこで「綿棒と消毒液が使う直前まで分離されており、使いたいタイミングで必要な部分に消毒液が行き渡る」製品にしたいと考えたわけです。

生産Sさん:
「綿棒・薬液の分離型包装パック」を作りたいと開発Tさんから聞いて、正直、難しそうだなと思う反面、「チャレンジしたい」とも思いました。どこかにあるものはいりませんからね。せっかく開発に携わるのなら「目新しいもの」「これまでにないもの」を作りたいですよ、やっぱり。

開発Tさん:
綿棒と薬液を一つの包装材の中に、それぞれ包装することはさほど難しいことではありません。ただ、問題は「綿棒に薬液を染み込ませる」という行動を想定し、形状に組み込むことです。また、同じ人が1日に何本使用しても疲れないか、用途にあった使用感を得ることができるか、誤使用の危険はないかも大切なポイントでした。これらは数字として表すことが難しく、あくまでも個人の感覚による部分。検証を重ねて、多くの声を集めることで改善するしかなかったので、単純ではないぶん苦労しましたね。

生産Sさん:
使用感に関しては、試作の段階からかなり試行錯誤しました。というのもディスポ製品にネガティブなイメージを持っている人が多かったからです。せっかく作っても「使いにくい」と感じる人が多ければ意味がないじゃないですか。だからこそ、とにかく使用感は最重要ミッションでした。それこそシールの幅や形状を0.1ミリ違いで試したり、薬液が通る部分のシールの角度を微妙に変えた金型を用意したりと、とにかく細かい違いにこだわりながら製品の形状を詰めていきました。

品証Sさん:
そうなんですよ。幅や角度といったちょっとしたシールの違いで、シールの強さや使用感が変わってしまい、意図したように綿棒に薬液が染み込まなかったりするんです。「ちょうど良い」と感じてもらうためにどうすればいいのか、計測する数値だけにこだわらず「実感」を大切にしながら、あらゆる想定を重ねて、使用感が安定するまで試作を繰り返しました。そのため、製造までに3年という月日を要することになりました。

開発Mさん:
わたしたちの使用感に関するこだわりは強く、実はリリース後にもさまざまな意見を取り入れて改良を加え続けています。「このカタチじゃなければダメ」というこだわりはなく、大切なのは「より多くの人に使っていただくこと」だと考えています。そういう意味では、開発としてのこだわりを超えたところで生まれた製品かもしれませんね。

「患者さんにもっと多くの時間を割くために、
今よりもっと簡単で、安心して使えるものを」
医療に携わる人たちのそんな思いを
これからもカタチに。

03

episode

営業Mさん:
この製品は医療機関の実情を把握し、現場に則した作業の効率化を提案した製品です。正直、最初は「使い方がわからない」「コストアップするでしょう?」「毎回開封するのが面倒」などネガティブな意見は少なくありませんでした。しかし、いくつかの施設から評価をいただくと、作業効率とコスト面でメリットが見込めることがわかりました。使い捨てによる衛生面でのメリットはもちろん、作業時間の短縮、複数の部材の準備・管理が不要となることで大きな導入メリットを見出すことができたのです。それらをもとに丁寧に提案させていただくことで、現在では多くの医療機関で使用される製品となりました。

品証Sさん:
医療にも多くのテクノロジーが導入され、オートメーション化されている部分も増えています。しかし、まだまだ現場には人の力が必要です。それは機械とは違って人には「心」があるからだと思います。その温かな心を届けたいのに、気持ちが焦ってひっ迫していては、うまく伝えることができません。だからこそ、余計な手間を省きたいと思ったんです。「スワブスティック」を使っていただいている医療従事者の皆様からは「準備や廃棄の手間が減って助かっている」など嬉しいお声を聞かせていただいています。これからも、医療従事者の皆様のお役に立てるような製品を作っていけたらと思います。

営業Mさん:
現在、この製品は医療現場で使っていただいています。現場からの大小さまざまな声を聞き漏らすことなく、多くの人のアイディアを生かしたものづくりをこれからもしていきたいと思います。

開発Tさん:
「スワブスティック」は、薬液の種類や綿棒の形状のバリエーションを増やした結果、さらに利用していただけるシーンが増えたと実感しています。しかし、これで終わりではなく、包装パックの中身は使用シーンに応じて、様々な組み合わせの可能性があります。今はただの可能性だったとしても、そのうちカタチにします。さまざまなシーンで喜んでくださるひとの顔を想像できるんです。だから、楽しみにしていただければと思います。

team

プロジェクトメンバー

  • 生産 S さん
  • 営業 M さん
  • 品証 S さん
  • 開発 T さん
  • 開発 M さん

お肌のことを考え続けた
リバテープ製薬だから。

簡単に薬液含浸綿棒が準備できる「分離型包装パック」。
お客様のご要望に合わせ製品プランを提案いたします。
また、独自の形状を検討することも可能です。
承認取得も含めお手伝いいたしますので、お気軽にご相談ください。